AIはお笑いの仕事を奪うのか 三四郎小宮×フルポン村上が語るお笑いの未来

三四郎のオールナイトニッポンにフルーツポンチ村上がゲスト出演した際のトーク書き起こし第2弾です。今回はフルポン村上がなぜお笑いを好きなのか、そしてお笑いと人工知能、お笑いの未来という壮大なテーマへと話は及びます。中国アリババが開発した人工知能の読解力が人間を超えるなど、多くの分野で人工知能の台頭が予想されるなか、お笑い芸人の仕事はAIによって奪われないのでしょうか。各々の見解の違いが面白いトークの書き起こしです。

人工知能とお笑いの未来 三四郎ANN書き起こし

お笑い好きな理由

村上:俺が好きなお笑い論になるんだけど、お笑いを好きである、僕がなぜ好きになったかというと、もちろん大喜利とかネタが面白い人たちが大好きです。そうなりたいよ。でも一個お笑いをなぜ好きでいられる理由というと、例えば野球とかスポーツとかって、音楽とかって、幼少期の頃の才能の差があまりにもあるじゃん。なかなか努力で埋まらないものもある。でもお笑いってみんな生活の中にあるから。顔が特別よくないし、勉強も出来ないかもしれないけど、どうやらあの人はモテもしなかったらしい、昔。そんな人がお笑いで飯食えてるってのは素敵だなって、そっちのお笑いもあると思うんだよね。

相田:弱点がね、武器になるっていうね

小宮:生まれ育った環境で決まるっていうもんね、お笑いってね。悔しいとかの反骨精神で

お笑いの未来

リスナーメール 今人工知能AIが数十年後に色んな職業を奪うかもしれないという未来が心配されていますが、三四郎さんと村上さんは人工知能がお笑いのネタや、バラエティーの台本が書けるようになると思いますか?笑いが人工知能にも生み出せるものなのか、それとも人間だけにしか生み出せないものなのか。皆さんが日ごろ笑いを生み出す過程を踏まえて議論して頂きたいです

小宮:生み出せるか生み出せないか、せーので

相田:せーの

小宮:生み出せない

村上:生み出せる

小宮:生み出せなくない?人工知能が生み出せるかどうか、生み出せないでしょ

村上:僕はね、語弊があるかもしれないけど、いつか生み出せる日は来ると思う。全て俺らがやれることじゃなくて、芸人より作るものが優秀かどうかは別として、お笑いっていうある程度のルールの中で作る。アニメが、緊張と緩和だから、熊が急に怖くなってなるとか作れるでしょ。システムとして。それは面白いとしてできるじゃん。シュールとか。けど、それに意味があるかは別なんだよね。将棋界がコンピューターに負けた時、「あーあーあーあーあー」とか言う声があったんだけど、じゃあずいぶん前から、人間はバイクや車より速く走れないですよ、正直。相撲をやったらダンプカーには勝てないですよ。そもそも大分昔から機械になんか負けるんですよ

小宮:でもお笑いのレベルでいったら、あんまり陳腐なものしかできないと思いますよ。お笑い的に陳腐なものになると思う。人工知能は感情を持ってないから、お笑いの。自分は笑わせられたっていう心がないと、人を笑わせられないから。どのレベルのお笑いの話、人工知能は、子どもを笑わせるくらいの陳腐なものは出来るかもしれないけど

村上:機械が作ったっていう前提なら、笑えるものはたくさんありますよ

小宮:例えば?

村上:だから、あまりにも実際にいる人間に声が似すぎてる人と、例えばめちゃくちゃ美人な人に武田鉄也さんの声を出させたら、それはそれで笑うじゃん。そういうシステムは作れるってこと。そうじゃなくて、でも人間がミスするとか失敗するとか

小宮:感情とか、言い方とかね

村上:そこに気持ちを投影できるかっていうそういうのは作れないと思うよ。お笑いを作るっていう作業は出来ると思う

番組の性質

リスナーメール 今のテレビって、基本つまらないじゃないですか。これコント番組増やすしかないと思うんですよ。今ってあらゆるお笑いがドキュメンタリーによっちゃってるじゃないですか。手間ひまかけたお笑いがほぼなし。そうなるとコントやりたいって芸人が出てこないわけ。じゃあどうすんのかっていうこと。正解は今コント番組をやっていくしかない。これが俺の視線の先にある結論

村上:正解のひとつではある。別に間違えてるのがあって、この人がコント番組大好き、確かに僕も手間ひまかけたお笑いとネタとか好きですよ。ゴリゴリのコント番組とか。それは分かる。けど手間ひまかけたお笑いがほぼなしということはなくて、全てにおいて手間ひまはかかってるよ。現象であたかも生まれたようだけど、そこに至るまでその人分の人生が1個の瞬間の笑いだから、手間ひまかけてないっていうのは、それは、そういう風に見えるし、手間ひまかけた感じに見せなくてもいいし

小宮:手間ひまかけたからこそ面白いものが作り上げられるって訳じゃないから。人生が全てお笑いである人もいるわけだから。しゃべってて噛むとかも生まれながらしゃべってて怒られた経験があるから萎縮しちゃうみたいな、その人の人生で構築できたものだからね

村上:本当にそうで、なにかが壊れゆく瞬間って、まずきちんと作って壊さないと美しくないわけですよ。壊す前提で作ったもの壊しても何でもないんだから。俺らってウケようと思ってちゃんと喋ろうと思って上手くいかずになってるけど

小宮:それは神様からの贈り物

賞レース

リスナーメール 俺が今のお笑い界で最も意味がないと思ってるもの。それは賞レース。今のバラエティーではトーク出来ないと意味ない。マジで賞レース意味ないから。大事なのはその次のステージなんだよ。各種人気お笑い番組でどう立ち回るかなんだよね

村上:賞レースに勝っただけではテレビスターになれない。その通りだと思うよ。でも全く別のものだからな。それいいだしたらってなるけど

小宮:賞レースで出てこれる人もいるしね、違うとこから出る人もいるし

村上:賞レースは賞レースとして楽しむことが出来ないのかなと思う。ここからテレビスターが出るんだ、賞レースは賞レースで完結するんだから

相田:出る大会ではないってことでしょ?

村上:そうそうそう。分かってると思うけど、賞レース自体を一つの作品と捉えるんなら、作品っていわれるもの達は何で作品になるかというと、作り手側の想いで切り取られるからです。人生生まれてから死ぬまでを描くわけじゃん、映画って

相田:映画の話?お笑いの話じゃなくて?

村上:例えば作品の話だから!

小宮:たとえだから!

村上:賞レースはあの時点で完結で、この後に優勝した人が売れなくたって、賞レースの輝きは全く鈍らないと思うよ。そういう風に見てほしいです

小宮:賞レースはあったほうがいいってことですよね

村上:トークが大事。そりゃそうですよ。言ってることは間違えてないですよ。でも賞レースなくなればトーク上手い人が増えるかっていったらそんなことは全くないと思います

相田:もう別物として観てくれと

村上:みてくれとは思わないけど、観たほうが面白いだろうなと思うよ

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