1996年、有吉弘行と森脇和成による共に22歳の若手コンビ・猿岩石は、日テレ『進め!電波少年』の「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」の企画で人気を博し、デビューシングル「白い雲のように」は150万枚を売り上げるなど、大ブレイク。若くして一時代を築きました。
しかし、猿岩石はその後急速に人気が衰え、森脇は芸能界を引退、有吉は7~8年仕事がない状態が続き、テレビから消えた一発屋と呼ばれました。
しかし2004年、『内村プロデュース』に出演したことをきっかけに、有吉は徐々にテレビの世界に戻って来ます。
そして復活を決定づけたのが、2007年8月23日放送の『アメトーーク』で、品川祐に「おしゃべりクソ野郎」とあだ名を付けた「おしゃクソ事変」でした。
その後、有吉は強烈な毒舌とあだ名をつける芸で再ブレイク。また、芸能界の天国と地獄を味わった男として、ブレイク中のタレントや迷走中のタレントの現状や今後の展開を的確に分析し、歯に衣着せぬ言葉でぶった斬り、あるいはアドバイスを送るという企画に出演することも増えました。
そんな有吉弘行の、勢いに乗る再ブレイク時代の毒舌トークをまとめてみました!
有吉弘行、毒舌全盛期のトークまとめ
有吉弘行の説教先生
TBS系列で2005年~2013年に放送されていたバラエティ番組『リンカーン』の人気企画「説教先生」に有吉が登壇した神回より。
学校の教室を模したセットで、ダウンタウン、雨上がり決死隊、さまぁ~ず、キャイ~ン、山口智充の9人の生徒たちを相手に、再ブレイク中の有吉が本気の説教を行う。そのオープニングから。
有吉:本当に僕、みなさんのことがすごく大好きで、いつまでもやっぱりテレビで見てたいんですよ。ずっとね。ですから、消えて欲しくないんですよ。何があるかわかんないんです、芸能界っていうのは。
松本:洗い物しながら見てる人もいるんで、もうちょっと声張ってくれるかな(笑)特にこの番組は片手間に見てることが多いんで。
有吉:ほんとに僕みたいにですね、地獄を味わってほしくないんです。みなさんやっぱり年齢的にも、芸能界の仕事がなくなると地獄みたいな生活が待ってると思うんです。ですから、まあ今日の授業はですね…
浜田:タメになんのかな、今日は。
有吉:(黒板に「地獄を見ない3ヶ条」とチョークで書く)
宮迫:やっぱり「地獄」って書き慣れてるんでしょうね(笑)
松本:なかなか書けへんで(笑)すごく難しいよ。
有吉:僕が実践してきたことをみなさんに教えたいな、と。それでみなさんが地獄を見ないようにしていってほしいなと思います。まず、最初の1ヶ条目なんですけども、こちらがですね、「反省」ということです。あのー、みなさんは何を根拠にやってんのかわかんないんですけど、やっぱり偉そうだと。
浜田:おい、ちょっとチクッと来たよ(笑)
有吉:僕から言わせれば、やっぱりダウンタウンなんかでも一発屋に過ぎないんですよ。
全員:ええーっ!?(笑)
蛍原:ずーっと売れてるやん!
天野:長い一発だな(笑)スパンが長い一発なんだ。
有吉:それ以外はみんなまだ、一発も打ちあがってないんです。
全員:(笑)
有吉:線香芸人だと。
松本:え?
有吉:ダウンタウン以外は線香芸人です。
松本:あ、花火でいうところの。
有吉:はい。それなのになんかスタッフに偉そうにしてて。だからはっきり今日は言うんですけども、ここにいるみなさん全員、スタッフから嫌われてます。
全員:(笑)
有吉:ギャラだけ上がっちゃって、仕事をやってんのかっていったら、ギャラに見合った仕事してない、って言われてるんです。
全員:(笑)
有吉:なんでこんなこと言えるかっていったら、アンケートを今回取ってみたんです。スタッフに、匿名で。各番組、いろんなスタッフに訊いてみました。
浜田:あ、よその番組も?
有吉:よその番組も。ラジオから、いろんなとこから。問題点が浮かび上がってきたんですよ。それをいくつか発表したいんです。
松本:怖いですねー。
宮迫博之に説教
有吉:はい、まず宮迫。
松本:先輩やんな?
宮迫:結構先輩です(笑)
有吉:宮迫は、こういうアンケート来てる。「イジられたくない空気を出しており、宮迫さんがミスしてもツッコめない」と。
全員:(笑)
有吉:これ、どういうことか。芸人なのに、イジれないんですって。
宮迫:ホンマですか…
大竹:わかんなくもない。
松本:わかんなくもないな(笑)たしかにちょっとそういう壁を作るかもね。
有吉:『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主演のジョニー・デップ、これみなさんご存知ですけども、宮迫はこれ、したり顔で「デニー・ジョップ」とずっと間違え続けていた。
全員:(笑)
天野:これはヤバいぞ(笑)
浜田:恥ずかしいな(笑)
宮迫:ちょっと待ってください。これ、ホンマにアンケート取ってますね(笑)
有吉:インターネットのショッピングサイト「アマゾン」ていうのがありますけども、それもずっと「ジャングル」と。
全員:(爆笑)
蛍原:この先生ホンマにアンケート取ってるよ(笑)知ってる、それ知ってる。
有吉:こういう間違いで笑いが起こるんですけども、スタッフは指摘できない、と。
松本:間違うのはいいねん。
有吉:そうです。バカのくせに偉そうに、バカがバリア張って、ツッコませないようにしてるわけでしょ?
宮迫:はい…
有吉:「バカのくせに、偉そうなこと言ってすいません」って、ちょっと謝れ。
全員:(笑)
有吉:地獄見ますよ、スタッフに嫌われて。
浜田:宮迫、そら言うとかなあかんわ。
宮迫:(カメラに向かって)バカなのに、偉そうなこと言って、どうもすいません…。
全員:(笑)
山口智充に説教
有吉:次ね、山口。
山口:はい。
有吉:これはおれ『リンカーン』見たことないからわかんないけども…
山口:見たことなかったら言わないでください(笑)
有吉:見たことないんだけども、「ぐっさんビーン」ていうのをやってるんでしょ?
山口:はい、やらせていただいてます。
有吉:これにね、苦情が来てて。「最初は面白いのだが、終着点はいつも下ネタ。そのため途中でカットせざるを得ない。使えないとわかっているのにやっているので、収録が押すだけで、時間がもったいない」。
全員:(笑)
松本:これ問題やね(笑)
有吉:これ、どういう芸なのかやってみて。その下ネタがどういうのか。
山口:まあ、ミスター・ビーンの×××っていうネタなんですけど…(ネタを始めるが、以降全カット)
有吉:使えないから。
全員:(笑)
天野ひろゆきに説教
有吉:次ね、天野。
天野:おれはないでしょ。
有吉:おまえ、常識人なフリしてんだけど、やっぱり苦情来てるわ。「ウソみたいなデカいサングラスを真顔でしており、笑っていいのかどうかわからない」。
天野:ちょっと、番組とか関係ない(笑)
有吉:「スタッフの心を揺さぶらないでほしい」。
全員:(笑)
天野:べつに揺さぶってねえけど(笑)
有吉:どんなサングラスしてんの。あるの?(スタッフが持ってくる)
天野:なに持ってきてんだよ(笑)
有吉:天野、ちっょと出てきて。
松本:一応顔をね、バレへんようにしてるわけでしょ。
有吉:こういうサングラスですよ。
浜田:ああー、デカいね。
天野:(サングラスをかける)
全員:(爆笑)
蛍原:笑わそうとしてる?(笑)
松本:麻薬Gメン?(笑)おれらはまあいいけど、スタッフはちょっと困るかも(笑)
有吉:ブ男はブ男なりの、身の丈に合ったファッションをしなきゃいけないし、スタッフさんの心を揺さぶっちゃダメだから。
全員:(笑)
有吉:今日はそれかけたまんまでいいし。
天野:これかけたまんまなの(笑)
有吉:スタッフが慣れるから。
全員:(笑)
天野:(カメラに向かって)サングラスで揺さぶって、すいませんでした(笑)
三村マサカズに説教
有吉:で、三村!
三村:来たよ。
有吉:これね、男性スタッフからはすこぶる評判がいいです。苦情来てません。なんかおまえ、ある? 心当たり。
松本:「おまえ」?(笑)
有吉:自分が悪いことしたなって思うこと。
三村:「男性スタッフには」って言うってことは、女性もスタッフはいらっしゃいますから…。
有吉:たしかにその一部の女性スタッフから来てます。それも、音声さんから。「マイクを付けるとき、触るようなことはしないのだが、まるで犯すかのように全身を舐めまわして見てくるので、ゾッとする」。
全員:(笑)
三村:勘違いですって、それは(笑)
有吉:「ゾッとする」って。
三村:ゾッとしてたの?(笑)
有吉:そう、女性はやっぱりホント傷ついてるわけだから。
松本:ああ、それは反省しないと。
有吉:おれもおまえの嫁さんの乳とか体を舐め回してみたいけど…
三村:そういうこと言うんじゃない!(笑)
有吉:それされたら嫌だろ?
三村:一回、うちのカミさんが有吉にあいさつしたときに、なんか「胸の谷間が見えましたよ」とか言うんですよ(笑)普通言わないでしょ!? あいつがおかしいんです!
全員:(笑)
松本人志に説教
有吉:はい、松本。
松本:はい。
有吉:えー、「楽屋にこだわりすぎ。湿度に異常なこだわりを見せ、狭い楽屋に4台も加湿器を置かせている」。
全員:ええーっ!
有吉:「打ち合わせに行くと、蒸気の中に黒い影があり、打ち合わせに集中できない」。
全員:(笑)
三村:結構なワガママですね(笑)
有吉:蒸気で蒸す? 肉まんか?
全員:(笑)
松本:肉まんじゃないですけど(笑)ちょっとやっぱり喉が気になるんですよね、この時期はどうしてもね。
有吉:あとやっぱり松本は、個人的な意見だけども、不潔感がある。
松本:(笑)
宮迫:個人的な意見? 先生の意見ですか?(笑)
有吉:坊主でサッパリはさせてるけど、やっぱり出てる、不潔感が。
全員:(笑)
有吉:清潔感持ってやらないと、嫌だからみんな仕事するのが。はい、「加湿器4台も置いて、すいません」て。
松本:(カメラに向かって)加湿器を4台も置いて、すいません。それと、肉まんでごめんなさい。
全員:(笑)
宮迫:声小っちゃ(笑)
蛍原徹を説教
有吉:蛍原は、特に嫌いなところの意見なし。あまり存在を気にしたことがない、と。
蛍原:「嫌いなとこ無し」だけでいいんじゃないですか?(笑)
有吉:やっぱりこう授業してても、おまえ今初めて目に入ったもんね。
全員:(笑)
蛍原:いやいやいやいや。この辺見てますよ、絶対に(笑)
有吉:「たいして仕事せずに、すいません」つって。
蛍原:大した仕事してなくて、すいません。
全員:(笑)
浜田雅功を説教
有吉:最後、浜田なんだけれども。これ、みんなびっくりしないでほしいんだけれども、番組スタッフは、浜田の嫌いなところゼロです。
全員:ええっ!?
有吉:やっぱり、圧倒的な恐怖。恐怖政治というか。
全員:(笑)
有吉:暴力の匂いを漂わせてるっていうので、結局スタッフが書けないわけですよ。
全員:(笑)
有吉:まず浜田は、恐怖政治のこともそうだけど、顔が怖い。
浜田:そんなことないと思うんですけどねえ…
有吉:怖いわ、やっぱりな。どういう人生送ってきたらこういう怖い顔になるのか。
全員:(笑)
有吉:ろくなもんじゃないよ、おまえ。顔が怖いんだもん。気持ち悪いし、怖いし。
全員:(笑)
浜田:笑ってますやん(笑)笑ってますよ。
引用元:『リンカーン』2009年3月3日放送回
有吉vs磯山さやか
『ロンドンハーツ タレント進路相談』にて。磯山さやかとそのマネージャーが、今後の磯山の方向性として、美容やダイエットなどの企画で女性ファンを掴んでいきたいと話すが…。
有吉:その、ダイエットなんですけど、女性ファン掴みたいとおっしゃいますけど、今の支持層は、やっぱり男性ファンですよね。男性ファンは昔からそうなんですけど、磯山さんの、だらしない体が好きなんです。
磯山:どこがだらしないんですか!?「ポッチャリ」って言ってください!
有吉:そこのマニア層が、唯一支持してるわけですよ。
全員:(笑)
有吉:そこをね、ダイエットさせるのは大きな間違いだなって。ひとつ、事務所サイドにも問題あるかなと思ってるんですよ。
全員:(笑)
淳:痩せたことによって、離れた男性ファンもいると。
有吉:そうですね、今までコアに応援してくれた人が、もう逃げちゃいましたから。で、新しい女性ファン見つけたいとおっしゃいましたけど、もう今だいぶね、(体型が)戻ってらっしゃいますから。それやっぱり女性はねえ、信用したくないんですよね。
淳:すごいですよね、マネージャーさんが深く頷いてますもんね(笑)確かに、確かに、と。ちなみにマネージャーさんは具体的に、磯山にどういうタレントさんになってもらいたいですか?
Mg:一応その野球のお仕事もやっていきたいので、女子アナ的なところで言うと、平井理央さんみたいな。
磯山:(笑)
淳:先生、平井理央さんのところに近づけるもんなんでしょうか?
有吉:うーん、やっぱり、ブクブク太っちゃってますからねえ。
磯山:ポッチャリ!!(笑)
有吉:結構なんかね、お仕事見るとね、野球以外もいろいろとやってらっしゃるようなんですよ。明日、競輪番組ですよね。
磯山:なんで知ってんだろ!?(笑)
有吉:あと、競馬も入ってますねえ。競艇もやってますね。仕事の感じから言うとね、蛭子さんの仕事と同じなんですよ。
全員:(笑)
有吉:事務所もねえ、考えてらっしゃるんですよ。2008年、2009年、『水戸黄門』の出演。あと2010年、『ゴセインジャー』のヒロイン役。
磯山:はい。
有吉:結果が出てないんです。一切出てないんです。
全員:(笑)
磯山のマネージャー:(俯いて何度も頷く)
有吉:結局ポッチャリ好きの男しか、支持してないんですよね。
全員:(笑)
引用元:『ロンドンハーツ タレント進路相談』2010年8月17日放送回
有吉vs夏川純
有吉:ちょっとスケジュール表見て気づくのはね、8月ね、いっぱい仕事入ってんだけどね、ほとんど「仮」だな。
夏川:(笑)
有吉:マネージャーさんの口からは言いにくいので、本人にちょっと言っときますけど、この「仮」全部ね、優木まおみと被ってんですよ。
全員:(笑)
夏川:ホントですか!?
有吉:優木まおみが断った仕事が全部来てるんですよ。
夏川:…超ショック、それは。
有吉:今月、8月は優木さんが夏休み取りますから、だいぶ忙しくなると思います。
全員:(笑)
夏川:優木まおみさん次第なんですか(笑)
有吉:そうですね(笑)
引用元:『ロンドンハーツ タレント進路相談』2010年8月17日放送回
有吉vs熊田曜子
『ロンドンハーツ 格付けしあう女たち』にて。
有吉:結局やっぱりボディが緩んできたころに、しょーもない男と付き合う。
全員:(笑)
有吉:どうなんだろうなあ。洋服屋の社長ぐらい狙ってんのかな?
熊田:なにそれ!?(笑)
有吉:でも洋服屋の社長からすると、「熊田ってダセーな」って感じだから(笑)
熊田:失礼すぎるんだけど!
有吉:ちょっとブランドのイメージが落ちちゃう(笑)
引用元:『ロンドンハーツ 格付けしあう女たち』2010年3月2日放送回
有吉vs熊田曜子 ラウンド2
有吉:相当汚い女なんですけど、唐突に(雑誌で)セックスのこと語り始めちゃって。
全員:(笑)
淳:最近、語ってるよね。
有吉:ええ。みんなバンバンやってるの知ってるけど、言わないのがルールじゃないですか。
熊田:女性に向けてのものです!
有吉:女性は、おまえのこと支持してない!
全員:(笑)
引用元:『ロンドンハーツ 格付けしあう女たち』2010年6月10日放送回
有吉vs熊田曜子 ラウンド3
『ロンドンハーツ タレント進路相談』にて。
有吉:もう数カ月前になりますけど、「格付け」のときに、「熊田曜子さんは女性からの支持がない」と。
熊田:言われました。
有吉:指摘させていただいたんですけども、ツイッターに約1万件の同意が、入ってきています。
熊田:ウソーッ!!
全員:(笑)
有吉:「よくぞ言ってくれた」。「その通りだ」。「おれもそうだ」。
熊田:でも、スケジュール見てもらってもわかると思うんですけど、男性誌の取材と同じぐらい女性紙の取材は受けてるんですよ。
有吉:あのねえ、それは事務所の努力です!
熊田:…はい(笑)
有吉:じゃあ読者アンケート見ますか? 各雑誌社行って。死んじゃいますよ、あなた。
全員:(笑)
有吉:少年ジャンプだったらとっくに打ち切りですから。
熊田:でも、イベントとかにも実際女性が来てくれたりはしてるんですよ。
有吉:来ますよ、どんなもんか見てやろうと思ってんですよ。
熊田:(女性ファンが)増えて来てるかな、と思ってるんですね。実際話してとか、ファンレターの数とかも。
有吉:じゃあそれがすべてですよ! ファンレターを貰った数が、あなたの女性支持者すべてです。ていうことは、5千万人ぐらいはあなたのことが嫌いなんです。
全員:(笑)
熊田:嫌いとは言ってないですよね!(笑)
淳:事務所としては今後どういう方向に?
Mg:今、東海地区でなんですけども、レギュラーで朝の情報番組に出させていただいてるので、そこから、キャスターの方向へ…
熊田:え?!
有吉:無理です、バカですから。
全員:(笑)
有吉:キャスターは無理です。
淳:本人の目標はどうなんですか?
熊田:グラビアがやりたくてこの世界に入ったので、ずっと続けては行きたいんですよね。理想としては、子供がお腹にいる時に妊婦グラビアをやって、で、1人目を抱きながら2人目がお腹にいる時もやってっていうのをやりたいんですよ。
有吉:誰がそれでチ〇ポ立てるんだよ。
全員:(笑)
有吉vs熊田曜子 ラウンド4
マネージャーは熊田曜子をキャスターやコメンテーターの方向に行かせたいと語り、本人は雑誌でセックスについて語るなど、女性の共感を得たいと話すが、有吉の最終判断は…。
有吉:だから、コメンテーターになるにも、やっぱり今のまんまじゃ説得力があまりにないんです。すべてを包み隠してるだけですから。ですからね、これもっと性のイメージ付けて、女性の支持を得るしかないんですよ。なので、SMの映画に出てください。
全員:(笑)
淳:団鬼六先生に預けるってことですか?(笑)
有吉:そうです。それが一番、みんな見たいと思います。
淳:たしかに。スゲー見たいと思いましたね。
熊田:やらないですよ!(笑)
有吉:熊田さん、その一点なんです! それしかないんです! 吊るされるしかないんです!
熊田:いや、あるはずです、どこかに!
有吉:もう、言いたくないけど言います。女性のみなさん、あなたのことね、ダサいと思ってます!
全員:(笑)
有吉:吊るされてください。もっと汚れましょう!
引用元:『ロンドンハーツ タレント進路相談』2010年8月17日放送回
有吉vs磯山さやか ラウンド2
『ロンドンハーツ 有吉被害者の会』にて。有吉の毒舌によって仕事にも悪い影響が出ていると磯山さやかが訴え、謝罪を要求するが、有吉がそれに反論する。
淳:磯山に関しては、仕事の感じが変わってきてるっていうこと?
磯山:仕事の感じが、8割ダイエット企画という。
有吉:ホント尊敬してんのよ、磯山さんのことは。おれ、日本のロバート・デ・ニーロだと思ってるから。太ったり痩せたり(笑)
磯山:馬鹿にしてますよね!
淳:名優だよ。
磯山:男性です!
有吉:だっておれのせいで仕事増えてんじゃん。
磯山:違いますよ!
有吉:だってさ、とっくに旬を過ぎたグラビアアイドルだよ(笑)
磯山:有吉さんはあの時に、やっぱり男性の支持が多いから、あまり痩せすぎちゃいけないって言ってたじゃないですか。
有吉:うん、言いましたよ。
磯山:だから、そういうダイエット企画で痩せちゃいけないわけですよ。このポッチャリボディを、ちゃんとキープしなきゃいけないわけです。
有吉:そうだね。だからその今ダイエットしないっていうのは、僕の意見を聞いて、そのだらしないボディを保ってるわけじゃないですか。
磯山:その「だらしない」がおかしいでしょ、言葉遣いが。
有吉:おれが全部止めてあげてんのよ、ホントに。ポッチャリで止めてんのはおれのおかげだよ。このまえ進路相談で言うまであなた「デブ山さん」て呼ばれてたんだよ。
全員:(笑)
磯山:呼ばれてない、呼ばれてない!
有吉:おれが「ポッチャリ」に引き戻してあげてんだよ。でもおれもやっぱ仕事だから「だらしない」ぐらいは付けさしてよ。
磯山:よくないですよ、「だらしない」っておかしいじゃないですか。
有吉:おれを口の悪い下町のオッサンぐらいに思ってごらんよ。心は優しいなと思っちゃうでしょ。そうだろ、デブ女。
全員:(笑)
磯山:言わないよ、そんなこと!
有吉:でも、優しいんだよ(笑)
磯山:あたし、明日から「デブ女」になっちゃうから!(笑)
引用元:『ロンドンハーツ 有吉被害者の会』2011年11月1日放送回
有吉vs熊田曜子 ラウンド5
有吉の毒舌のせいで他の仕事やイメージに悪影響が出ていると訴える熊田曜子が、有吉に謝罪を要求するが…。
有吉:なんだろうな、仕事増えてるっていうか、使いやすいタレントみたいになってんじゃないかなと、僕自身は思ってんですよ。
淳:そういうプラスの面は、正直ないですか? 有吉さんと絡んだことでの。
熊田:正直、影響力が大きいから、「あの番組見たよ」って言われること多いので、多少はありますけど。でも自分が思い描いている未来予想図は違ったんですよ。
淳:有吉のおかげで、「熊田ってそういうふうにイジればいいんだ」っていう、模範解答を見せてくれたことで、他にいい影響があったりとか。
熊田:たとえば、有吉さん結構キツいこと言うじゃないですか。でもロンハーも、キツいこと言われてもちゃんとスタッフさんがケアしてくれたり、淳さんがフォローしに来てくれたりするんですけど、そういうのが一切ない人なんですよ。
有吉:いや、おれはだからスタッフとか淳さんみたいに下心がないからね。
全員:(笑)
淳:コノヤロー! 今さら…、今さらっていうか(笑)熊田さんのことはお仕事仲間ですから、そんな…
有吉:じゃあ番組で、さんざん罵ったとしたら、楽屋でも行って、ケツのひとつでも触ってやりゃあいいってこと?
熊田:ハアッ?! おかしい!!
有吉:それなら簡単なことだし、やってやるよ。
熊田:普通、こういう番組って今までの経験上、こう言い合える仲っていうのはプライベートでも知ってて、ちょっとプロレス的な感覚でやるのかと思ってたら、まったくなんですよ。普段はまったく喋らないし…
有吉:ちょっと、まずはおまえ、プロレス業界全体に謝ってほしいね。
全員:(笑)
熊田:どうして?
淳:プロレスに打ち合わせがあるみたいな(笑)
熊田:いやエンターテイメントみたいな、お客さん喜ばせるために…
有吉:謝っとこう。
淳:とにかくプロレス団体には謝っておいた方がいいと思う。
磯山:プロレスはね、ちょっと。
熊田:…プロレス団体のみなさん、すいませんでした。
全員:(笑)
引用元:『ロンドンハーツ 有吉被害者の会』2011年11月1日放送回
有吉vs熊田・磯山
熊田・磯山は有吉にあくまで謝罪を要求するが…。
有吉:他の話で言うと、整形の話だって僕がオープンにしてあげたんだよ。
熊田:有吉さん、「整形」っていうか「整形疑惑」にしてもらっていいですか? してませんから、一切。
有吉:みんなそれをシャレで言ってもいいんだって、バンバン増えてんじゃん仕事が。
熊田:だからそれをオッケーにしてほしくなかったんですよ。
有吉:でもさあ、やっぱりさ、磯山や熊田ってさ、長期的な展望が見えないよ。だったらその瞬間瞬間で話題を振りまいて仕事が来りゃ御の字でしょ。
全員:(笑)
有吉:整形女とクソデブ女っていう新しいキャラを僕が見つけてあげたんだから、感謝こそあれ、おれが謝罪する必要なんてねえと思います。
全員:(笑)
淳:訴えられる前より言い方がひどくなってる(笑)
引用元:『ロンドンハーツ 有吉被害者の会』2011年11月1日放送回
有吉vs小森純
有吉:最近、ゴミみたいにいますからね、カリスマが。
小森:初めて言われた、ゴミって(笑)
淳:みんな言うもんね(笑)
有吉:無名だったら「カリスマ」って言っちゃうからね。
全員:(笑)
有吉:根本的なこと言っていいですか? ブスじゃん(笑)
小森:べつにブスって言われても、実際雑誌も出れてるし。
有吉:ブスで飯食ってんだもんね。
全員:(笑)
引用元:『ロンドンハーツ 格付けしあう女たち』2010年3月2日放送回
有吉vs小森純 ラウンド2
有吉のせいでブスキャラが定着し、カリスマモデルと呼ばれなくなったと小森純が訴える。
小森:あれを機に、モデル小森純みたいに変わっちゃって、有吉さんに全部壊された、あの1件で!
有吉:だから、カリスマ詐欺を行ってるっていうの。
小森:詐欺じゃないもん!
有吉:カリスマでもなんでもないやつにカリスマって付けてるのが問題だって。
小森:ちがう、ちがう。
有吉:カリスマってなんだよっつってんだ、だから。
JOY:純ちゃんが着た服が売れたりとか、プロデュースしたものが売れたりとか。だから純ちゃんになりたいみたいな子が非常に多いから、彼女はカリスマと呼ばれてるんですよ。
有吉:そもそもさ、「読者モデル」っていうさ、そのごまかし方なんなんだろうなっていうね。
小森:なんのごまかしでもないですよ。
淳:モデルと読者モデルの違いはなんなんだってことね。
小森:早い話、ギャラが安いです。
有吉:安っぽいモデルさんの、カリスマってこと?
ユージ:言い方が悪いんですよ、みんなが親しみやすい、近づきやすいっていうことなんですよ、読者モデルっていうのは。
小森:そうそうそう。近づきやすかったり
有吉:近づきやすかったりとか、親しみやすかったりとか、「私もこういう風になりたいな」って思えるのが読者モデルだとしたら、「カリスマ」っておかしくね?
小森:……。
淳:カリスマって「神のような」ってことだからね。これはたしかに(笑)すごいボディブロー食らって、ウェーッて今、胃液が出てる(笑)
小森:出てない! ちがう、身長158cmで結構小っちゃいし、顔も普通だしスタイルも普通だし、だからこそ近づきやすい。
有吉:だから言ってんじゃん、ブスモデルだって!
全員:(笑)
引用元:『ロンドンハーツ 有吉被害者の会』2011年11月1日放送回