レジェンド芸人たちが語る松本人志【内村・紳助・さんま・志村けん・とんねるず】

三四郎小宮 新幹線グリーン席の上をいくグランクラスの快適さを大いに語る

小宮、相田の掛け合いが人気の『三四郎のオールナイトニッポン0。』前回に引き続き2018年1月5日に放送された新年最初の放送回書き起こしです。

新幹線で3時間半立ちっぱなしの苦行を味わった後の「グランクラス」の快適さに感動した話です。

三四郎ANN2018初回 リュックを新幹線に忘れて血の気が引いた話、職務質問された話

新幹線での苦行とグランクラスの感動

新幹線

リュックが無事戻ってきて、東京に帰ろうとしている小宮

小宮:岡山の駅。乗るんだよね、飛び込みで乗った。指定席の券はないけれども、自由席とか、パンパンぎちぎち。これは終わった。トイレの横の通路でずっと立ちっぱなし。本当に泣きそうになった。怒りの行き場もないし、自分が悪いわけだから。ぶつけていいか分からない。なんだこれって。

で途中まで行ったの。でも出るに出れない位のパンパン。外に出ようとした時に心も折れて。これだったら東京まで行ってやる。って思っていくんだけど、やることもない。電源も切れてる。普通のグリーン車だったらコンセントもあるんだけど、携帯もいじれない。寝もできない。寝る事さえも許されない、俺は。新手の苦行です。神が与えた苦行です、新手の。立ちっぱなし

相田:通路でたちっぱ

小宮:これはやばい。東京駅でばっきばき

相田:それ何分くらいたちっぱ?

小宮:3時間半くらいです。3時間半たちっぱ。これはやばい、きつい。たちっぱで修業

要求

無事東京に帰れ、翌日の仙台営業に行く小宮

小宮:朝8時40分東京駅。そっから行くんだけども、行きの電車から全然疲れとれてないの。営業2本やって疲れが、昨日のしわ寄せがすごい。帰りやばい、へとへと。しかもラジオあるじゃんめんどくさいって思って

相田:おい!

小宮:帰って休めるんならいいけど、ラジオあるこれは。これはやばい。しょうがない、帰りグリーン車とるとかじゃない。グランクラス。知ってますか?新幹線のグランクラス。グランクラスとは新幹線での一等賞。一等席。自由席、指定席、グリーン席、グランクラス。席って付かないから、グランクラスは。

飛行機でいうところのエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラス、グランクラス。最高級のマッサージチェアみたいな、座るところが。ふっかふか、やばいよ。エヴァンゲリオンとかのコックピットみたいな。

隣の車両と全然違うの。違う異空間みたいになってて。グランクラスで意気揚々と思ってたから、牛タン弁当買って、こりゃいいや。食べようとしたら、一番最初客室乗務員の人にメニュー渡されて「和食と洋食ありますけど」。

料理出るんかい。牛タン弁当買っちゃったよ。知らないでしょ?料理出る。料理出ます。なぜなら、自由席、自由席、グリーン席、グランクラス。

相田:分かったよ。

小宮:その上ないから、あったら言うけど。俺だって嘘つかない。あったら言うよ?グランクラスだから。

それで軽食あるんかいと思って、軽食頼んで、サンドイッチ。ただだからこんなもん。サンドイッチと牛タン弁当食べて腹パンパン。それで飲み物も頼めるの。

アルコール飲み放題。それでアルコール飲もうと思ったけど、この後ラジオあった。めんどくさいな。ラジオなかったら飲めるんですよ!アルコール飲めるんだよ。帰ってちゃちゃっと終わってすぐ帰れるラジオじゃないんだよ。深夜3時から深夜5時まで。は?非常識な時間帯で。

相田:それ三年やってるんだから

小宮:聞いたとこによると、深夜3時から深夜5時まで。は?なんだよと思って。東京駅降りて、体が全然違うんだよ。昨日のばっきばきの体と、ちょっと癒されるんだよ。

癒されて、こりゃいいや、これに勝るものはないと思って。そっからすぐ調べて。

明日も営業あるじゃん?新神戸で。…グランクラス。乗れない体になってるから、グリーン席を取ってるけど、僕が上乗せして、8800円くらいかな、東京から仙台まで。もっとかかるでしょう、新神戸まで。グランクラスで。で調べてたんだけど、全然余裕余裕。

もうそんな体になったから。こっちはヤケだよ。3時間半の修行受けて、そうなるよ。調べたら、ないの。東海道本線にグランクラスないのよ。ないんだよ。どうなってるの?だから北陸、東北、北海道しかないんだよ。だからマネージャーに言いますけど、北陸、東北、北海道しか行きません。グランクラスしかないから