マルセイユ
2013年結成 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
目が細いことをイジられるツッコミの津田と、キレのあるダンスを得意とするボケの別府による漫才コンビ。
別府の「す~ぐそうやって言うやろ~?」というギャグが徐々に浸透し始めている、かもしれません。
テンポが良くてボケ多め、キレのいいダンスも入ったりするポップな漫才は、若者受けしそうなコンビです。
『にちようチャップリン』の《お笑い王決定戦2017》では、人気芸人も数多く参戦した42組によるトーナメントを勝ち抜き、見事優勝を果たしました。
おすすめネタは「無人島」「幸せな家庭」など。
マツモトクラブ
2011年より活動 SMA NEET Project所属
マツモトクラブは、事前に録音したセリフや音に合わせて、演劇風の独りコントをするピン芸人です。
ネタは実体験が元になっているものが多いそうで、登場人物は、人生が思うようにいかなかったり、社会から脱落してしまった、負け組的キャラが多く、そのせつなく哀愁漂うひとりコントが特徴です。
『R-1ぐらんぷり』には2015年から4年連続で決勝ステージ進出と、優勝までもうあと一歩のところまで来ていると思います。
おすすめネタは「ストリートミュージシャン」「クロワッサン」など。
ホタテーズ
2010年結成 ホリプロコム所属
メガネをかけたほうがツッコミの川口、クズキャラクターでボケの後藤という漫才コンビ。
高木ブーに似ているからなのか、漫才の中で川口は後藤のことを「ブーちゃん」と呼んでいます。
2016年に『ぐるナイおもしろ荘』に出演した際に「漫才史上最強のクズ!ついに登場」というキャッチフレーズが付いたように、後藤の、やる気ない、金ない、働きたくない、文句と屁理屈ばっかりいうキャラクターをネタにした、クズ漫才を特徴としています。
そう言いながらも後藤はしゃべりは達者で、芸人としてのポテンシャルはかなり高いと思います。
女性人気は得られそうにありませんが、わたしはこういう芸人は好きですねえ。
せつこ
2011年よりピンで活動 松竹芸能所属
シャンゼリーゼというコンビを解散後、せつことしてピンで活動しています。
ものまね番組ではAKB48の渡辺麻友のものまねで出てくることが多く、他にフリップネタもあるようですが、わたしは〈二の腕パンパンおじさん〉というネタが好きです。
音楽に合わせて舞台をロボットのような動きで動き回り、音楽が休止したところでなにか言おうとして、最後まで言い切らないうちにまた音楽が始まって動き始めるという、シンプルですが、結構ハマりやすいリズムネタです。
きつね
2014年結成 ホリプロコム所属
#コンコンブラザーズ #きつね にはまってる。3日連続で見てる、笑える。 pic.twitter.com/HrELdg3Rmo
— お ぬ ま (@1023usaki1023) 2018年3月27日
向かって左のウクレレを持っている方が大津、右のDJマシンを操作する方が淡路です。
「きつねコンコンブラザーズ」と名乗り、昭和の歌謡漫才のスタイルを「パリピ風」にアレンジし、淡路がキレのいいヒップホップダンスを踊るというハイテンションな芸風です。
レトロな歌謡漫才と最新のDJマシンという意外な組み合わせが面白く、他にだれもやっていないスタイルの歌ネタなので、ちょっとしたきっかけで人気が出そうですね。
マヂカルラブリー
2007年結成 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
マヂカルラブリーは『M-1グランプリ2017』決勝ステージで最下位となり、とくに審査員の上沼恵美子に酷評されたことで逆に話題となり、知名度が上がったコンビです。
立ち位置が向かって左の、片足でひょこひょこと飛び跳ねる動きをしたがる野田クリスタルと、ツッコミの村上のコンビです。
M-1ではスベってしまいましたが、『あらびき団』で何度か披露している「ラップ対決」というリズムネタは、完成度が高くて滅法面白いです。
さや香
2014年結成 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
さや香も『M-1グランプリ2017』の決勝進出で大きく知名度を上げたコンビです。
M-1出演前は週に3日は休みだったのが、現在は月に1日ぐらいしか休みが無くなったと話していました。
向かって左がボケ担当の新山、右がツッコミ担当の石井のコンビで、新山のハイテンションなボケによる、勢いのある漫才を得意としています。
まだ20代で、2人とも見た目が悪くないことから、女性のお笑いファンにも支持されそうですね。
おすすめネタは「歌のおにいさん」「さるかに合戦」など。
わらふぢなるお
2010年結成 グレープカンパニー所属
ボケ担当のふぢわらとツッコミ担当の口笛なるおによるコンビ。
『キングオブコント2017』の決勝ステージに進出しました。
結果は6位でしたが、しかし彼らのネタは出来が良くてボケも面白く、強く印象を残しました。
おすすめネタは「お客様サポートセンター」「メンズエステ」など。
アイロンヘッド
2007年結成 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
チンピラに扮した辻井が、「この世で一番恐ろしいことは、時間がムダに過ぎて行くこと」として、何度も繰り返し「チュッチュッチューチュチュッチュ…」と腕を回しながら歌うコントが印象的なコンビです。
その他のコントでも秀逸な発想による、オリジナリティのあるネタが面白い実力派です。
2014年の『NHK新人お笑い大賞』で見事大賞を受賞しました。
また、それぞれがピン芸人として『R-1ぐらんぷり』にもエントリーしています。
おすすめネタは「ちゅちゅちゅ」「バイト」など。
まんぷくフーフー
2016年結成 ワタナベエンターテインメント所属
アメリカと日本のハーフ男性マービンJr.と、女性の松丸ほるもんによる、男女漫才コンビです。2人ともぽっちゃりで、マービンは元力士です。
2人は婚約していて、お互いを褒め合いながらイチャイチャベタベタする漫才が特徴です。
にゃんこスターの2人が付き合っていることを公表してから「気持ち悪い」などと批判的なことも言われるのに対し、まんぷくフーフーはその見た目のせいなのか、イチャイチヤしているのが微笑ましいとしか映りません。
なんだか得なコンビだと思います。
3時のヒロイン
2017年結成 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
最年長で痩せたツッコミ福田と、ぽっちゃりの2人、ゆめっちとかなでの女性トリオ。
芸歴1年という短さに関わらず、最近ちょこちょことバラエティやネタ番組に出演するようになっています。
福田が彼氏にフラれて泣いているのに、ぽっちゃりの2人はそっちのけで、曲にのせて「アッハーン」と言いながらキレのよいダンスをするという突拍子もないネタですが、キャッチーでインパクトがあるのですぐに拡散されそうです。
ちなみに、使用している曲はジュリア・マイケルズの「Uh Huh」という曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=5X-8hcTwJ40
もしも3時のヒロインがブレイクしたら、この曲もまたヒットしそうですね。
ネタを見た千原ジュニアは「画ヂカラが強いですからそっちに持ってかれがちですけど、ネタの構成もすごいちゃんとしてる」と絶賛し、陣内智則も「ツッコミの子も上手い」と感心していました。
これはもうブレイクの予感しかないですね。
オダウエダ
2013年結成 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
まだ20代の女性コンビで、「元ヤンで、駆け込み寺に入って浄化してもらいました」と自称する小田と、ぽっちゃり女子でおばさんキャラの植田のコンビです。
それにしても最近はぽっちゃり女子芸人の活躍が目立ちますね。
『THE W』の初代女王に輝いたゆりやんレトリィバァや、同じ大会に出ていたニッチェやアジアン馬場園などもそうですが、今回のこの記事だけでも、どんぐりパワーズ、まんぷくフーフー、3時のヒロインに続いて4組目です。間違いなく現在は、ぽっちゃり女子芸人の黄金時代だと言えるでしょう。
このオダウエダはまだわたしは2つのコントしか見ていませんが、ぽっちゃりをネタにはしていなくて、ありふれた日常からいきなりSFアクションに飛躍するというシュールなコントで、とても面白かったです。手作りの小道具がまた良いです。
おすすめネタは「エイリアン」「驚くべき日曜日」など。
駆け抜けて軽トラ
2017年結成 松竹芸能所属
【4月18日新宿オールスターライブ!】
チケット好評発売中!!
駆け抜けて軽トラよりコメントが届きました!✨✨https://t.co/MuyJUgHkyP… pic.twitter.com/aM0OAZgFoL— 新宿角座 (@shinjukukadoza) 2018年4月4日
ついでと言うわけではないですが、もう一組、ぽっちゃり女子芸人を紹介しておきます。
駆け抜けて軽トラは、餅田コシヒカリというぽっちゃり女子芸人と小野島徹という見た目ごく普通の男子芸人のユニットということになっています。本来は別々で活動しているようです。
餅田コシヒカリは、身長149cmと小柄ですが、体重は80kgを超えているそうで、「カトパンが振り向いた瞬間」というモノマネを得意としています。首から下は80kg超えなのに、顔はちょっとだけ似ているのが笑えます。自ら「千年に1人の、奇跡の体型」と称しています。
実は彼女はグラビアのDVDまで出しています。
たぶんですけど、ぽっちゃり好き男子にはたまらないタイプなのではないでしょうか。
セルライトスパ
2008年結成 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
メガネをかけているツッコミの肥後と、坊主でガッシリとした体格の大須賀のコンビ。
デビュー10年以内の若手芸人を対象とした『ABCお笑いグランプリ2017』で見事優勝しました。
わたしは『M-1グランプリ2017敗者復活戦』で見た漫才しか知りませんが、ネタも良いし、ボケのキレも良くて、上手かったので、これはもしかして決勝イケるかな、と思ったほどでした(イケませんでしたが)。
インディアンス
2009年結成 よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
とにかくボケ倒すハイテンションの田渕と、メガネをかけたツッコミの木村の漫才コンビ。
ひとつのフリに対して10のボケで返すような、田渕の機関銃のようなボケが特徴の、勢いのある漫才を得意としています。その見た目や、ウザすぎるボケの連続は、あのザキヤマを彷彿とさせます。
『にちようチャップリン』にも度々出演し、人気上昇中。
昨年のM-1は準決勝で敗退しましたが、爆発力がスゴい、賞レース向きの芸風なので、決勝ステージに進んだら面白いことになりそうです。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
いかがでしたか?
気になった芸人さんの名前を、少しでも憶えてもらえたら幸いです。
まだまだ面白い芸人さんはたくさんいますし、これからもどんどん出てくると思いますので、またそのうち、更新版を書けたらと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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