『M-1グランプリ2018』王者となり、その3か月後には粗品が『R-1ぐらんぷり2019』の王者になるという、史上初の2冠達成に、まさに時代の寵児となった霜降り明星。
底知れぬお笑い脳を持つ粗品と、ダイヤの原石のようなせいやによる、平成生まれの若い2人がお笑いの新しい波のトップを走っていることは間違いありません。
ここではそんな霜降り明星せいや・粗品の面白いボケ・ツッコミ・トーク、そしてコンビ誕生秘話などをまとめました!
若きM-1チャンピオン、霜降り明星のおもしろトークまとめ
せいやのバイトで大失態
静岡朝日テレビのインターネットテレビ局SunSetTVでのインタビューにて。せいやがバイト時代の大失態を語る。
せいや:うどん屋さんで働いてて、僕よくウワーッてなるんです。ピークタイムのときにオーダーがいっぱい通ったら、もうわけわからんようになってもうて。カレーうどんを、麺入れずにルーだけで出したんですよ。ほんですごい怒られて。「おまえ、麺入れろ! ここ何屋やねん! おまえ、次やったらクビや!」って、めっちゃ怒られたんですよ。
で、またウワーッてなんて、またルーだけ出してもうたんですよ。オープンキッチンから見えるんですよ、お客さんがこう混ぜて、怒ってんのが。
だから後からザルで、「今出来上がりました」みたいな、ウチこんなんでやってまんねん、みたいな感じで、ポチャッと入れてたんです。それが、社員さんやったんですよ、そんとき客で来てたんが。「おまえ、なにしてんねんコラ!」って。「明日こんなことしたらクビやぞ!」って言われて。
「絶対こんなミスしたらあかん、こんなミスしたらあかん」って思いすぎて、ラックをバーン!て倒して、一気に皿40枚割ったんです。で、その皿が、お盆のときに懐石に使うめちゃくちゃ高い皿やったんで、その店、お盆の営業できなかったんです、僕一人のミスで(笑)
――どれぐらい働いてたんですか?
せいや:うーん、洗いもんの時期抜いたら、1カ月ぐらいですかね。洗いもん入れたら2年ですけど。「ウォッシャーマン」て言われてましたから(笑)
引用元:『霜降り明星のパパユパユパユ』2018年2月28日放送回
せいやの失敗したデート
『アメトーーク 企画プレゼン大会』にて、霜降り明星せいやは〈すぐ失敗しちゃう芸人〉という企画をプレゼンし、自身の失敗談を披露する。
せいや:初デートで、水族館に行ったんですね。カップルとして回りたいなっていう欲が出てきて、もう言ってまおうと思って、「付き合ってください」って言ったんですよ、もういけるもんやと思って。ほんなら、「ごめん…」て顔色ガーッ変わって「そんなんちゃう、友だちの弟としか思われへん」て。
宮迫:友達の弟?
せいや:友達でもないんやと。入り口でフラれたんですよ。そっから各々、好きな魚を別々で見るっていう(笑)
引用元:『アメトーーク 企画プレゼン大会』 2018年4月26日放送回
せいや、それじゃない
粗品:せいやと2人でマジックバーに行ったことがありまして。トランプの山札から、僕らが一枚選ぶじゃないですか。山札の真ん中に押し込んで、マジシャンの人が指パチンて鳴らしたら、一番上に上がってくる、みたいな。これ、何回やっても一番上に上がってくるんすよ。で、何回目かで、ちょっといじわるして、山札の下にね、入れたんです。ほんでマジシャンの人がパチンて指鳴らして一番上のカードめくったら、全然違うカード出てきたんですよ。あれ、失敗してるやんみたいな雰囲気になったら、マジシャンがせいやに、「あなた、ポケットの中に手を入れてみてください」って言ったんです。ようあるスゴいやつ。せいやがポケット手いれたらハッとして。マジか!と。で、せいやがポケットの中から自転車のカギをバーンて出して、「これ探してたんですよーっ!」(笑)
引用元:『アメトーーク 企画プレゼン大会』 2018年4月26日放送回
テンパるとおかしな事になるせいや
タカアンドトシMCの『採用!フリップNEWS』に霜降り明星の2人がゲストで登場。
ゲストは他に、麒麟川島、カズレーザー、ずん飯尾。ポンコツすぎるせいやの数々のエピソードが披露される。
テレビのネタ番組の収録に、せいやが衣装一式を自宅に忘れて来てしまったため、近くのよしもとの劇場で借りることに。そのときのせいやの異様な写真が披露される。
粗品:劇場には衣装や小道具が豊富に揃ってますから、いつも着てるような衣装に似たやつを、みつくろって着たんです。そのときのせいやの写真があるんですけど(写真を出す)、靴の種類が左右違うんですよ。
トシ:え!?
タカ:どっちも白ってだけじゃん。
粗品:さらにこれ、なんとですね、どっちも右足用を履いてるんです。
タカ:うわ。
トシ:なんで? わかるじゃん、大人なら。
川島:ちょっと怖いんですけど、その写真。
飯尾:靴下も…。
粗品:そうなんです、靴下も違うんです。
川島:それは家から履いてきたやつちゃうん?
せいや:靴下は、あんまり揃えようという気持ちは子供のときからなくて。
全員:(笑)
せいや:ホンマに、すごい大事な仕事で。みなさん子供のとき、自転車失くされたときとか、視界がグニャ~ってなったことありませんか?
トシ:なんでその例えが自転車失くしたときなんだよ(笑)
せいや:だれかに怒られたときとか、テンパってるときとか、グニャ~ってなってもう、右とかなにもわからなくなって、っていう。
引用元:『採用!フリップNEWS』2018年7月24日放送回
使えないせいや
ポンコツすぎて、マンガ喫茶のバイトをクビになったせいやのエピソード。
せいや:マンガ喫茶って料理が簡単なんですよ、レンジでチンするぐらいで。ほんでちょっと嬉しくなってしまって料理出すときになんか「ヒュ~ゥ~ッ」って口笛吹いてたんですよ。ほんなら夜中に働いてたんで、おっさんとかが起きてきて、「うっせえよ、おまえ、口笛!」って。
川島:そらそうや。
せいや:「おまえが入ってる日、口笛でわかんだよ! 木・金だろ」って(笑)
川島:そのおっさんも毎日いるんだ(笑)
せいや:そんで、次ミスしたら終わりやぞって言われて、またトイレの清掃で。
川島:うん。
せいや:僕、不器用で、昔から鶴とか折れないんですよ。だから、トイレを清掃した証しの、トイレットペーパーを三角形にするのが出来ないんですよ。これまた怒られるわと思って僕、角と角を破って、ギザギザの三角形にしてたんです(笑)
トシ:こう三角に折ればいいだけだろ??
せいや:バレて、クビやって言われて。
川島:グニャ~とか関係ないやん、もう。
カズレーザー:ポンコツじゃん、もう。
せいや:いや、ポンコツではない…
トシ:しっかりとポンコツだよ!
引用元:『採用!フリップNEWS』2018年7月24日放送回
視界がグニャ~
ファッションセンスがなさすぎるせいやが、ある日楽屋で伊達メガネをかけていたという。
粗品:その伊達メガネが、映画館の3Dメガネだったんですよ(笑)
せいや:これはイジりすぎです。3Dメガネって買取なんですよ。で、せっかく買ったけど普段使うところないなと思って、フィルム剥がしたら伊達メガネみたいになったんで、楽屋でひとりやったんで、みんなが帰ってきてなんも言われへんかったら、かけていこかなと思って。
川島:そうならへんもん、僕らは。
せいや:いや、川島さんなりますよ。
川島:?? 「ならへん」て言うてるやん! 3Dメガネかけて、「イジられなかったら普段かけよう」って思わへんよ! カッコええ思てんのかいな、自分でそれ。
せいや:いや、それ川島さんが言うてますよ。
全員:??????
川島:え? 翻訳ミスしてんの、おまえ(笑)なにを言われてるかわかれへんのやけど。
せいや:ちょっと視界が…だんだん…
全員:(爆笑)
川島:来た来た来た来た(笑)
トシ:おーい! 落ち着いて、深呼吸!
せいや:2、3個変な感じになったんで、今ちょっとグニャッてなりました(笑)
カズ:そうならないようにちゃんと3Dメガネかけとけよ!(笑)
引用元:『採用!フリップNEWS』2018年7月24日放送回
勢いで着るせいや
粗品:仕事現場に、レディースのインナー(胸元の開いた七分袖のピチッとした黒いインナー)1枚で来ました。
川島:松尾伴内さんだ(笑)
トシ:これで来たの? 現場に? どういうつもりなんだよ。
せいや:元カノとちょっと別れて。元カノのやつやったんですけど。
タカ:ええっ??
せいや:元カノのやつ、持ってもうてるわ、みたいな。その勢いで、着てもうたっていう。
トシ:どの勢いだよ!! どこに勢いがあったんだよ!
女性ゲスト:なんで着るんですか!? 捨ててよ。
せいや:いやわかってますよ、「捨てる」、あたりまえです。大人なって、恋愛ちゃんとして、元カノと別れた、ほんなら元カノの物は捨てる。でもなんか、勢いで…
全員:(笑)
トシ:どこに勢いなんかつくの(笑)
飯尾:なんで別れたの?
せいや:それはもう、こんな短い番組では終わらないです。
川島:番組選ぶなよ、おまえ(笑)
カズ:『フリップNEWS』じゃ物足りねえってことか(笑)
トシ:言い方おかしいだろ、なにが「短い番組」だ!(笑)
引用元:『採用!フリップNEWS』2018年7月24日放送回
トムとジェリー
粗品:また別の日は現場にトムとジェリーのパーカーを着てきたことがあったんです。トムとジェリーは悪くないんですが、絶妙にダサかったんですよ。
トシ:イジられたんだね。
粗品:先輩とかもめちゃめちゃイジってて。トムとジェリーの顔だけ浮いてる。これまた夏でして。「それおまえ脱げや」って言われて1枚脱いだんです。ほんなら中が半袖のTシャツ1枚やったんですけど、これがですね、立ち位置逆のトムとジェリーのTシャツやったんです(笑)
カズ:どういう重ね着?(笑)
せいや:ホンマに、洗濯の具合で、この2枚しかないって着たら、たまたま立ち位置逆のトムとジェリーやったっていうだけで、わざとでもなんでもないですよ、ホンマに。
トシ:天然なんだなあ。
タカ:普通はちょっと「あれ? カブってるな」って思うもんね。
せいや:むちゃくちゃ急いでて、ウワーッて、そんときは。
タカ:グニャ~ってなってた?
せいや:なんすか?
全員:(笑)
粗品:後輩やろ、おまえ(笑)
引用元:『採用!フリップNEWS』2018年7月24日放送回
マグロが好きなせいや
粗品:一度、いいイベントがありまして。なんかお金ありそうな営業やなぁ、みたいな。ほんで楽屋にですね、お寿司の差し入れがあったんです。ひとつ僕イヤな予感してたんが、せいやがマグロがめちゃくちゃ好きなんです。先輩もいる楽屋で、あんまりマグロばっか食べてほしくないなって僕が思ってたんです。あんなものメインじゃないですか、何種類かあるうちの。そしたら僕の思ってたやつを上回ってきたんですよ。
トシ:はい。
粗品:マグロのネタだけ食うっていう(シャリだけ3つ残ってる写真)。
全員:ええっ!?
トシ:うーわ! なになにこれ。
せいや:シャリを食べるだけの、胃袋に空きがなかったんです。せっかく差し入れ貰ったんで、赤身だけでも頂こうという。
川島:粗品が言うてんのは、先輩がいるんだから…
トシ:そうそうそう。
タカ:そのマグロは誰が食べたの。
せいや:……川島さん。
川島:なんでおれやねん!(笑)おまえ頭おかしいんか!
全員:(爆笑)
川島:(粗品に)おまえホンマヤバいぞ、でっかい犯罪するでこれ(笑)
引用元:『採用!フリップNEWS』2018年7月24日放送回
「笑」
粗品:東京で全国放送の大チャンス番組にコンビで初参戦したときに、正直あんまりやったんですよ。
川島:まあ、あるよなぁ。
粗品:2人で、「あかんかったなぁ」とか言いながらですね、帰りのタクシーで2人とも無言の時間が続いたんですよ。
川島:ああ、気まずい。
粗品:僕よりもせいやのほうが落ち込んでるかなぁ、と。その日雨も降ってたんです。パッとせいやの方見たら、結露した窓ガラスに指で文字を書いてて。漢字ひと文字、「笑」って書いてました(笑)こんな恥ずかしい芸人おるか? と思いました。
トシ:どういう思いで?
せいや:ホンマに、もう辞めようと思ったんすよ、芸人。むちゃくちゃスベったんすよ。グニャ~どころか、僕が見えるみたいな。
タカ:幽体離脱してるの?(笑)
せいや:目がここ(後方)にあって、僕もスベってる自分を見てるんですよ。
カズ:死んだ?(笑)
トシ:意識ねぇじゃん、もう(笑)
川島:仮死状態(笑)
せいや:それぐらい極限状態のときに、仕事も、サラリーマンもムリやしなあ、みたいなんで、「笑」と…。
引用元:『採用!フリップNEWS』2018年7月24日放送回
オールバック
粗品:僕、宗右衛門町で独り暮らししてたことがあって、ホストが夜から朝までうるさくしてる、そんな喧騒と壁の薄さで全然寝れへん日が続いたんです。
ある日、寝ようとしてたら、男7~8人ぐらいの声で、「オールバック! オールバック! オールバック!」っていう謎のオールバックコールが巻き起こってたんですね。ほなそのコールがだんだん高まって「オールバック!!オールバック!!オールバック!!オールバック!! ……ワァーーーーッ!!」ってなってたんで、たぶんだれかオールバックしました(笑)
ジュニア:たぶんしたな、それは(笑)
粗品:たぶん、しました。
引用元:『千原ジュニアの座王』2018年5月28日放送回
粗品の初恋
粗品:小学校のときの初恋なんですけども。僕あの、運動会の日の昼休みに、頑張って告白をしたんですよ。ほんならその女の子が「えー、どうしよっかな」みたいな。でまあ話を聞きますと、ちょうど同時期にまた違う男からも告白されてて。取り合いみたいになってたんですね。で、その女の子が、「うーん、わたし決められへん。あ、じゃあわたし、運動できる子が好きだから、午後の部の綱引きで勝ったほうと付き合うわ」って言われたんですよ。…団体戦やぞ!!
全員:(笑)
引用元:『千原ジュニアの座王』2018年6月4日放送回
粗品の怒り
粗品:そんなやつおんねや、ってちょっとムカついた話なんですけど。USJに行ったんですね、こないだ。で、ユニバーサルシティ駅前のローソンに買い物行ったんですよ。で、あの辺のコンビニってね、そこのローソン1店舗ぐらいしかないんで、めちゃくちゃ混んでるんですよ。もうレジも常に20~30人ずっと行列になってる。そんなめちゃくちゃ混んでるローソンでこないだ宅急便頼んどるヤツおったぞ!! やめたれ!!
全員:(笑)
引用元:『千原ジュニアの座王』2018年6月11日放送回
無理ゲー
せいや:「無理ゲー」っていう、絶対クリアできないゲームっていう意味の言葉があるんですけど、それがこのまえ祇園花月で起きまして。
チャーリー浜師匠が、出番終わられて楽屋に帰ってこられたんですね。師匠が来て、僕と同じ方向に方向転換されて、「あ、ごめんごめんごめん。どいてね」って言われたので、すぐ「あー、すいません! すいません!」ってすぐどいたんですよ。
ほんならチャーリー浜師匠が、「ああそうそう、ありがとうありがとう、次からも頼むね、……どけーーッ!!!」って言うたんですよ。どうやったらクリアできたん?っていう(笑)
ジュニア:怖い話やなあ(笑)
引用元:『千原ジュニアの座王』2018年8月25日放送回
リンダリンダリンダーアー
粗品:僕、よく帰り道とかに、イヤホンで音楽聴きながら結構な声量で歌うんですよ。その日もブルー・ハーツを聴きながら「リンダリンダーッ」って大声で歌ってたんですよ。そうやって歩いてて、気づいてなかったんですけど、パッて横見たらずっと知らんおっさんが並走してて、なんか怒ってるんで「なに言うてるのかな」と思ってイヤホン外したらそいつが「リンダリンダリンダーアー」っ上のパート歌ってました(笑)
引用元:『千原ジュニアの座王』2018年8月25日放送回
仲良しコンビ
せいや:霜降り明星って、まあケンカしないんですよ。仲が良くて。でも、これはちょっとケンカなるんちゃうかってことがあって。新幹線に2人で、隣の席に座ってたんですよ。でなんか「ネタ合わせしようか」って言ってて。で、僕がね、網棚にカバン置いたんですけど、そのカバンの置き方が浅かったんで落ちて来るかもって、素知らぬ顔で確認してて、ほんで案の定、カバンがバーンッて落ちて、粗品にベチーン!て当たったんですよ。そしたら粗品が咄嗟に、ケンカなるって思ったか知らんすけど、「イターイ、さすがにイターイ」って、めっちゃファニーにしてくれたんですよ(笑)
ジュニア:優しい相方やなあ(笑)
引用元:『千原ジュニアの座王』2018年11月10日放送回
機上の悲劇
『アメトーーク 今年が大事芸人2019』にハナコ、チョコプラなどと共に霜降り明星も出演。せいやが飛行機に乗ったとき、席を立ってはいけない状況の時に限ってトイレに行きたくなるというエピソードを語る。
せいや:このまえも飛行機で、我慢できんようになってきて、すぐ終わらそうと思ってトイレ入ったんですけど、(なかなか出ないので)やばいなあと思ってたらガタガタガタガタって揺れ出して。CAさんに「お客様! 出てください!」て言われて、一回グッと我慢してトイレを出て座席に戻ったんですよ。ほんなら、チョビって出てもうて、ブツが。
宮迫:ええっ。
せいや:ほんならCAさんが、「お客様、今空きましたんで」って言ってくれたんですけど、「いや、正直ちょっと出てしまいまして…」
蛍原:言ったの?
せいや:言ったんです、正直に。「もう出たんで、逆に動かないでおきます」って言ったらCAさんが「えっ?!」って驚いた顔して。コックピットへ走って。40代ぐらいのその機内で一番偉いみたいなおねえさんが来て。「ANAを代表して言わせてください。間に合わなくて、申し訳ございませんでした」って。
全員:(笑)
フジモン:ホンマに?(笑)
せいや:おしりのANAみたいになっちゃったという(笑)
粗品:なんやそれ!?
フジモン:(粗品の口調で)最後のいらん!
引用元:『アメトーーク 今年が大事芸人2019』2019年2月7日放送回
おとぼけビーバー
『アメトーーク 今年が大事芸人2019』にて。せいやを慕う後輩のミキ亜生が、せいやのプライベートを暴露してしまう。
亜生:せいやさんにいつも僕はお世話になってるんですけど、いつもせいやさんのほうから、「メシ行くか?」って誘ってくれるんです。目ぇ合ったら「メシ行くか?」って。
でも、目が合っても「メシ行くか?」って言ってくれへん日があるんですけど、それ、だいたい、ラブホテル行ってはるんですよ(笑)
せいや:…亜生!
亜生:そらせいやさんももちろんそういうことありますよ。
宮迫:そらそうや。
亜生:でも、M-1優勝する前は、「おとぼけビーバー」っていう、ものすごい安いラブホテル行ってはったんです。
蛍原:おとぼけビーバー?(笑)
亜生:おとぼけビーバー。休憩で1900円ぐらいの。
粗品:安いな。
せいや:めちゃくちゃ安いです。
亜生:でも優勝してから、「sala del rey」っていう高級ラブホテルに行くようになりました。
せいや:いや、彼女とね、もちろん。せやろ?
亜生:え?(笑)
フジモン:彼女、東京じゃなかったっけ?
せいや:そら、大阪来たときに、やっぱピカピカのライトが光るお風呂に入れてあげたいじゃないですか。
全員:(笑)
フジモン:別に大阪でなくてもええんちゃう?
せいや:東京はそんなのないです。大阪はもう、1回暗なって、あれ? 停電か?と思ったら、下から赤とか青に光るんですから。今度行ってみてくださいよ。
全員:(笑)
せいや:(亜生に)いや、『今年が大事芸人』なんやから、ラブホテルの話なんかすな! アメトーーク呼ばれへんようになるで!!
粗品:いや、彼女なんやからええねん、べつに。
せいや:もちろん彼女に、ピカピカのお風呂に入れてあげたいじゃないですか(笑)
フジモン:霜降りビーバーや、おまえらは。
粗品:おとぼけビーバーみたいに言うな!
フジモン:おとぼけビーバーはもう、全然あかんの?
せいや:「泡」を押すじゃないですか。ほんなら、ゴボッ、クェェーーっていうだけで泡出て来ないんです(笑)
引用元:『アメトーーク 今年が大事芸人2019』2019年2月7日放送回
べんきょう部屋
フジモン:せやけどそういう、ラブホテルに詳しい、みたいなキャラもええんちゃう?
せいや:あー! 好きですよ僕ホンマ、ラブホテルは。
蛍原:ちょっと変わったシステムとか。
せいや:最近行ってんのは、「べんきょう部屋」っていう(笑)
フジモン:めっちゃ興味ある(笑)なに?
宮迫:勉強部屋なの?
せいや:「べんきょう部屋」はちょっと建物古いなあと思うんですけども、しっかりきれいで。古~い建物の匂いするとこあるじゃないですか。そこは自分で玄関でオレンジの香り摘んでいけるんですよ。
全員:??(笑)
せいや:粉をいっぱい持っていけるんですよ。それを部屋に置いとくと「うわ、すごいいい匂いやね」って、古い匂いを消してくれるんですよ。
蛍原:「べんきょう部屋」っていうのはなんなの?
せいや:「べんきょう部屋」っていう、ちょっとまあこう2人で、「今日は頑張って違う勉強してみよか?」っていう。その…、言わさんといてくださいよ1(笑)
蛍原:セットがなんか、違うとかじゃないの?
せいや:ちょっとたぶん恥ずかしいんですよ、誘うときって。だから、「ちょっと勉強していかへん?」「なんなんこの学校!」って言えるような…、はい(笑)
ミキ亜生:結構平日とかも行かはったりするんで。何日も連続で。
フジモン:彼女いやがれへん? 逆に。
せいや:いやいやいや、「今日はどんなお風呂なんやろ、どんなピカピカ、どんな色なんやろ」っていう…
フジモン:「お風呂がピカピカ」しか言うてないやん(笑)
せいや:いやいやいや、いっぱいありますよ。その、40年前ぐらいの映画とか見れますしね(笑)
引用元:『アメトーーク もったいない未公開集』2019年3月14日放送回
「あの子、やめたほうがいいと思うよ」
『アメトーーク 今年が大事芸人2019』にて。霜降り明星をよく知るかまいたち山内が、霜降り明星結成時の裏話を語る。粗品は19歳のときにピン芸人として『オールザッツ漫才2012』に出演し、史上最年少で優勝するという快挙を果たし、周囲から将来を嘱望されていた。
山内:『オールザッツ』優勝してすごいすごいってなってたのに、急に「コンビ組みます」って言い出して。連れてきたのがせいややったんです。
せいや:ただの大学生で、急に組んだんですよ。
宮迫:へえー。
山内:まったくわけわからないやつを粗品が連れてきて。だから最初、せいや、まったく面白くなかったんですよ。
せいや:はい。
山内:もういろんな人から、僕も言ったんですけど、「あの子、やめたほうがいいと思うよ」って(笑)
せいや:みんなに言われました。
山内:みんなから言われたのに、せいやがどんどんどんどん面白くなっていって、チャンピオンになったっていうのがホンマに凄いなって、成長力が。もう脅威でしかないですよ、芸人の中では。
せいや:めっちゃ嬉しい…。山内さんはずっと憧れやったんですよ、僕らの。もう、大阪時代から、トークもできて、ドッキリもできて、なんでもできるっていうので。山内さんにこうやって認められるっていうので、ちょっと今、泣きそうになりましたよ。
蛍原:あぁ~。
フジモン:粗品はわかってたん? こいつは伸びる、みたいな。
粗品:「伸びる」というより、僕は最初からオモロかったんですけど。だからけっこう2年ぐらいピン芸人した期間あって、いろんな先輩とも喋ったうえで、でも、せいやってやつはオモロいやつやから、芸人としてもいけるのとちゃうかっていう確信があったんですよね。
チョコプラ松尾:すごい…。
粗品:ほんで、僕に無い物をぜんぶ持ってる男なんで。そういうところが好きなんですよ。
せいや:……あ、…暑い(笑)
フジモン:なんやねんそれ(笑)
せいや:恥ずかしいっす(笑)
引用元:『アメトーーク 今年が大事芸人2019』2019年2月7日放送回
憧れの銀座
『坂上&指原のつぶれない店』に粗品とせいやがゲスト出演。表参道のお店を紹介するVTRの後で。
坂上:霜降り明星は、まだ大阪なんですか?
粗品:まだ大阪ですよ。
坂上:あ、通ってんの!?
粗品:正直、表参道がどういう街かも、あまりピンと来てないです。大阪モンなんで。
せいや:初めて見ました。
坂上:もう(東京に家を)探してたりするの?
粗品:そうですね、ちょくちょく不動産とか、はい。
せいや:僕、知らなさ過ぎて、先輩に「どこ住みたい?」って訊かれて、もうとにかく東京への憧れで、「銀座に住みたいんですけど」って言ったら、「なにもわかってねぇな、おまえは」って。
全員:(笑)
せいや:銀座って、住む場所じゃないんですか?
指原:住む場所じゃないっていうか、Dr.コパさんしか住んでないと思います(笑)
引用元:『坂上&指原のつぶれない店』2019年3月3日放送回
ハッキリ言わんといてください
『坂上&指原のつぶれない店』にて、築地銀だこの紹介VTRの後で。
坂上:霜降り明星はどうなの? この銀だこの、焼き加減とか。
粗品:普段はやっぱり大阪のたこ焼きじゃないですか。銀だこさんのも食べたことあるんですけど、良い意味で、銀だこという料理ですね。銀だこは銀だこでめちゃくちゃ美味いです。
坂上:ああ~。これは、これ。
粗品:そうですね。
せいや:オシャレですよ、ホンマに。
坂上:オシャレ??
せいや:いや、僕の地元の大阪のたこ焼きは、5個に1個タコ入ってなかったりするんで。確実にやっぱりタコが入ってて…。
指原:オシャレ??(笑)
ヒロミ:おまえさぁ、…バカだろ?(笑)
せいや:ハッキリ言わんといてくださいよ(笑)
引用元:『坂上&指原のつぶれない店』2019年3月3日放送回
手術のすゝめ
粗品のR-1優勝を祝い、『ワイドナショー』に粗品とせいやが出演。ゲストコメンテーターには小島瑠璃子と千原せいじ。粗品が持ちネタのフリップ芸を披露した後で。
松本:本来もっと高速なんよね。きょうはあんまり高速じゃなかったな。
粗品:やっぱり、松本さんとかせいじさんのリアクションが気になるので…。
小島:それでなんだ!
粗品:でも笑っていただけて…
松本:でも、せいじはお笑いのことはわかってないからね(笑)
せいじ:おれは一般素人みたいなもんやからね(笑)
粗品:ダメじゃないですか(笑)
東野:どうなんですか? 優勝できると思ってましたか?
粗品:いえいえ。接戦で。2回とも同点だったりして、最後は運が良かったのかな、と。
東野:余裕はあったんですか? 他の人のピン芸を見る余裕みたいなものは?
粗品:余裕は結構ありました。会場の空気を見て、内容を入れ換えたりとか。
東野:フリップのネタをちょっと入れ換えたりとか。
粗品:はい。
松本:でもね、今年のR-1はホントにレベルが高かったから、今回の優勝は結構価値ある優勝だと思うねぇ。
粗品:わぁ、嬉しいー。
松本:たぶんあれ、普通のフリップ芸の2倍以上の枚数あるよな。
粗品:はい。量はすごいです。
東野:高速っていうのはもう最初から、フリップ芸するときからもう高速で行こうって決めてたの?
粗品:あ、そうですね。考え付いたときから。
東野:フリップ芸って1個のテーマでやる感じですけど、そうじゃなくてところどころわけわからん、言いたいボケも…
松本:あれは高速ならではの、時間はずっと一定にする分、笑いで緩急をつけるっていうやり方を、実は緻密な計算の上に成り立ってるんですよ。
粗品:嬉しいですね~。
東野:せいじさんはいかがでしたか?
せいじ:だから、またこれで2人、忙しくなるでしょ? だからもう、早く手術しなさい!
粗品:せいじさん。せいじさん。
せいじ:おまえは今、1週間休んでも、仕事は減らへんから、手術せい!
松本:早よしたほうがええで。
東野:…僕は全然知らないんですけど、どういうことなんですか?
松本:ガッチガチの包茎なんですよ(笑)
粗品:なんでそんな話なんの!?
松本:扇子入れる袋みたいな(笑)
小島:内臓とかじゃないんだったらやったほうがいいですよね。
粗品:真剣やな、えらい(笑)
引用元:『ワイドナショー』2019年3月17日放送回
昨日、別れました
東野:せいやくんは彼女がいてるってそういうプライベートなこともネタにできるし。だからいろんなことの可能性がありすぎて…
せいや:東野さん! …昨日、別れました。
全員:ええーっ!!
松本:昨日!?
東野:女医さんと?
小島:天国と地獄だ…(笑)
松本:結構長かったんちゃうの?
せいや:3カ月ぐらいです。
松本:あ、3か月か。
せいや:正直ちょっと、M-1獲ってちょっと会えてないっていうのが、1番大きい…
東野:忙しすぎて。向こうのほうから?
せいや:そうなんです。2人で、ちょっと話し合って。あっちもあんまり、好きじゃなかった、みたいな。
松本:(笑)
東野:ちょっと待って! 「あっちもあんまり…」ってことは、そっちも!?
せいや:僕も、勢いで付き合ってしまったかな、という…
松本:最悪(笑)
せいや:それは言葉のアヤですけど、2人とも好きだったんですけど、ちょっと気づいたらお互いすれ違いがあったんかなという…
東野:ちょっと、女性外科医ってことで、ネタできるんちゃうかなって思ったんちゃうの?
せいや:それやったら絶対にしばいてください!! そんな人間やないです、僕。ホンマに、好きやなっていうところがあって…
粗品:M-1優勝したから、もっといい女性イケるみたいな邪念がもしかしたら…
せいや:助けろや!! おまえチャンプなったらそれか!!
粗品:チャンプ?? チャンピオンでええやろ(笑)
松本:べつに今、傷心とかいうわけではない?
せいや:なんかプラスな、2人でさわやかな別れというか。
東野:だから極端に言うと、好きでもなんでもなかったんやろ?
せいや:いえ、それ言い方悪いですけど、2人で友達に戻ろうか、という。
松本:3カ月付き合ったんやろ? いつぐらいから冷めだしてたん?
せいや:最初の、1カ月ぐらいですかね(笑)
粗品:最低(笑)
せいや:いや、彼女もそうです。彼女も、僕も、ちょっと違うかな、と。お互いがそうです、ほんとに。
引用元:『ワイドナショー』2019年3月17日放送回
せいやの付き人
内村光良とさまぁ~ずがMCの、ゲストがこれまでテレビで話したことのない初出しトークをする番組『笑いダネ』に霜降り明星がゲストで登場。粗品がせいやとの意外な関係性について話す。
粗品:結構、僕の方が好きなんですよね、せいやのことを。
三村:養成所で組んだんだっけ?
粗品:2人ともNSC行ってないんですよ。僕が先にピン芸人をしてまして、素人時代のこいつを誘って。僕の猛アプローチで。
せいや:素人の漫才大会とかで会って…
内村:別の人と組んでたの?
せいや:いや、僕はもうただの大学生で、観光サークルで事務とかやってたんですよ(笑)
内村:よく見出したな(笑)
せいや:いかに観光サークルを盛り上げるかだけの人生やったのに、こいつが芸人になれって言ってきて、急になったんですよ。
大竹:見抜いてたんだな、じゃあ。
粗品:やっぱり僕が誘った手前、売れないってなると「聞いてた話とちゃうぞ?」ってなるんで、僕はつねにせいやという男に嫌われへんように振舞ったり、彼に好かれるように僕は生きてきたというか。それが積もってなんか付き人みたいになってて。たとえばですけど、せいやって結構鼻の調子が悪いんです。すぐ鼻かみたなるんですよ。でもせいやってティッシュ持ってないんですよ。だから毎日僕、せいや用のポケットティッシュ持ってるんですよ。
全員:へぇ~。
せいや:そうなん!? いや、ようティッシュ持ってるやつやな、と思ってたんですよ(笑)
粗品:これ、初出しです。こいつにも言ってない。
三村:じゃないとティッシュ、スッて出ないもんな。
粗品:そうですよ、今でも持ってますし(ズボンのポケットから取り出す)。2個持ってるんですよ、今。質の違うタイプをふたつ(笑)
大竹:出来る付き人だ(笑)
粗品:付き人なんですよ。たとえば新幹線で大阪から東京へ移動することが結構あって。そんとき僕らは自由席のチケット頂いてたんですね。1号車から3号車の中で、空いてるとこ座る。で、朝早いと、前日も仕事遅までやって、こっから僕の計算が入るんですよ。マネージャーから送られてきた新幹線の時間、これはもうえらい混んでると。で、せいやは、絶対ギリギリに新幹線に乗車するんですよ。それだと3列の真ん中の席とか、ちょっと寝にくい席なんです。それやったらせいやの仕事のテンションも上がらんな、と思って。
全員:(笑)
せいや:ホンマ!?
粗品:そこで、新大阪始発の電車の時間を調べるんですね。そしたら、新大阪から自由席、絶対ええとこ座れるんで。前後10分間ぐらいで、新大阪始発の電車、これ乗ろか? っていうアシスト、何回もしたことあります。たぶん気づいてないと思うんですけど、せいやは。
全員:へぇ~。
せいや:気づいてないですねぇ…。
大竹:決められた電車だと思ってたの?
せいや:僕はたしかに、明日の予定とかもそんなに把握してないんですよ。粗品にいつもついていくっていう状態で。たぶん粗品がそのまま崖落ちて行ったら僕も落ちると思うんです(笑)ただただ、仕事現場に付いてってるだけ。粗品が海そのまま入ったら「今日こういうルートなん?」て思いながら泳いでいくぐらい(笑)
内村:信頼してるんだね。
せいや:そうですね。
三村:たしかに、小っちゃい王様みたいになってるもん(笑)
せいや:恥ずかしいですよ(笑)
大竹:バカみてぇだもんな(笑)
せいや:バカの王様ですやん(笑)なんですか、バカの王様って。
引用元:『初出しトークバラエティ 笑いダネ』2019年3月17日放送回
壊れる粗品
せいや:僕もいいですか? 初出しトーク。
内村:はい。
せいや:そんな粗品は好感度がすごいんですよ、今も。毎回おれに対しての思いやりみたいな。結構好感度がすごいんですけど、金遣いがすごい荒いんです、実は。
全員:へぇ~。
内村:見えない。
せいや:見えないですけど、ギャンブルがめちゃめちゃ好きで。
三村:あんなしっかりしてるキャラクターなのに?
せいや:そうでしょ? 有馬記念もこの前50万つっこんで。
三村:賞金とかもなくなっちゃうじゃん(笑)
せいや:そうなんですよ。1回「もう壊れた!」って思ったのは、粗品は土日はずっと中継聴いてるんですよ、イヤホンで。営業の移動中もずっと競馬中継聴きながら歩いてるんですよ。僕はもう例のごとく、ずっとこいつについて行くんですけど(笑)
三村:不安だろう、それも(笑)
せいや:たぶん粗品そんとき、僕がついていってるってあんまりわかってなかったと思うんですよ。レースが終わって、たぶんこいつまた大負けしたんですよ。外で、結構人いるのにひとりで急に、(両腕を拡げて白目を剥き)「あっ! あああああっ!!」(笑)
三村:壊れた(笑)
せいや:壊れた! と思って。いや、『ショーシャンクの空に』ですよ(笑)後ろから見てたらめっちゃ怖かった。
引用元:『初出しトークバラエティ 笑いダネ』2019年3月17日放送回
せいやの理解できない行動
粗品:1個だけホント、理解できへん行動があって。楽屋にね、2人でこう、いるんですよ。でまあ、なんとなく、パッとせいやのほう見たら、せいやが、なんにもしてなかったんですよ。
三村:なんだその話(笑)
内村:なんか面白そうだな(笑)
せいや:いやいやいや(笑)
粗品:ロケバス乗ってて、パッとせいや見たらね、なんにもしてなかったんですよ(笑)
三村:普通まあ、なんか探したりとか、携帯見たりとか。
せいや:携帯ゲームとかもホンマしないんで、携帯ゲームせぇへんてなったら、車に乗る、乗ってるという。楽屋におる、そういうことですよ(笑)
引用元:『初出しトークバラエティ 笑いダネ』2019年3月17日放送回
小さなセンターバック
『アメトーーク 弱小部活芸人』にせいやが出演。せいやは高校でサッカー部に所属していたが、めちゃくちゃ弱く、弱小校ならではのエピソードを披露する。出演者は他に千鳥、かまいたちなど。
蛍原:せいやも?
せいや:僕もサッカー部です。
宮迫:ポジションは?
せいや:僕は、センターバック(DF)やったんですよ。
宮迫:えぇっ!?
蛍原:いちばん後ろっていうこと?
宮迫:背ぇ、小っちゃいやんか。
せいや:小っちゃいです。槙野選手(182cm)とか、闘莉王選手(184cm)とか、テカい人がやるとこなですよ。だから、相手のフリーキックで壁みたいの作るじゃないですか。僕だけ小っちゃいんで、ホンマにこれの(手の甲を見せて)小指みたいになってんすよ(笑)バンバン上通るんです。
宮迫:いちばん抜きやすいわ(笑)
引用元:『アメトーーク3時間SP弱小部活芸人』2019年3月21日放送回
エラシコして行け
せいや:ホンマ弱くて、日本一決める大会のトーナメント表が出るんですけど、1回戦に僕らのチームに当たった相手が見に来て、「はい、2回戦進出~!」って言ったんです(笑)先生がまずサッカー未経験だったんですよ。
大悟:うわー、それはあるか。
せいや:その頃、ロナウジーニョの「エラシコ」(足でボールを操ってフェイントをかけ、相手を抜く)っていう技が流行ってたんですよ。先生が「これや!」って言って、全員に毎日エラシコを練習させたんですよ(笑)あれはトッププレーヤーがやるから凄いんですよ。 でも「今回の試合はおまえらのエラシコの成果を見せろ!」って言って、「石川(せいやの本名)、おまえからどんどんエラシコして行け!」と。
宮迫:「エラシコして行け」?(笑)
せいや:僕、センターバックなんですよ。最後尾であんな小技できないですよ(笑)クリアでいいんですよ、最後尾は。でも「やれ!」って言われるから、僕もしゃあないから、一世一代のエラシコをバババッてやったんですけど、かかとのヘンなとこに当たって、きれいに自分のゴールに入ったんですよ。
全員:(笑)
せいや:キーパーも止めれないんですよ。エラシコのゴール見たことないから(笑)
引用元:『アメトーーク3時間SP弱小部活芸人』2019年3月21日放送回
負けてるのに巨乳
せいや:サッカーは試合の後に「ありがとうございました!」って整列して挨拶するっていうのがあるんですよ。
宮迫:まあ、するよ。
せいや:でも、僕らのチームなんか、0対7とかで負けるんですよ。
宮迫:弱っ。
せいや:0対7で負けたときの挨拶って、もう笑われてるんですよ、相手チームとこう交差するときに「へへっ、へへ」みたいな。で、そんときに、マネージャーが巨乳やったんですよ、僕ら。
ノブ:おお(笑)
せいや:0-7で負けてるときのマネジャーの巨乳、めちゃくちゃ恥ずかしいんです(笑)
宮迫:なんでや(笑)
大悟:どんなあるあるやねん(笑)
せいや:これ、マジなんです! ホンマ0-7で負けたときの、なんでおれらのチームのマネージャー巨乳やねん! っていう(笑)いや、その子はまったく悪くないです。だれも悪くない。
大悟:10対0で勝ったときのオッパイやもんな(笑)
せいや:そう、10-0で勝ったときのオッパイなんすよ。負けてるときの巨乳、見てられないすね。
全員:(笑)
引用元:『アメトーーク3時間SP弱小部活芸人』2019年3月21日放送回
番組に集中せえ
『アメトーーク 薄毛バレたくない芸人』にせいやが出演。薄毛による日頃の悩みを語り合うが、せいやはスタジオのモニターが気になると話す。
せいや:トークしてる目の前に、デカいモニターがあるじゃないですか。自分の顔抜かれるたびに、前髪の状態を見てまうんですよ。
宮迫:うん、うん。
せいや:MCの方がワーッてしゃべってるんですけど、モニターのほう見たら、プロデューサーの方もいて、いろいろ指示出してるじゃないですか。僕、偉い方をチラ見してしまうっていう癖もあるんで、もう雨上がりさんすら見てない時間あるんですよ。髪の毛見て、プロデューサー見て、髪の毛見て、プロデューサー見て(笑)で、スタジオで「ワーッ」って急になったときビクーッ!てなるんですよ(笑)
宮迫:集中せえ、番組に(笑)
引用元:『アメトーーク もったいない未公開集』2019年3月14日放送回
インフルエンザ
ラジオ番組『ナイツのちゃきちゃき大放送』のゲストに粗品とせいやが出演。霜降り明星はつい最近までインフルエンザで休んでいたという。
せいや:僕がインフルエンザ発覚して、もうマネージャーと「どうしよう、どうしよう」みたいになって。仕事も
ビッシリなんです。明日も2~3本収録があって、明後日も4本ぐらいある。どうすんねんとなったとき、粗品が男らしくて「僕が1人で全部やります」って。
塙:ほお。
せいや:「ピンで全部やりますから」って。こいつ1人でも出来るやつなんで、やっぱすげぇ相方持ったな、と思って1時間後ぐらいに、「すまん、おれもインフルなったわ」って(笑)
土屋:早いな(笑)
粗品:38度。朝鮮半島以来ですよ、もう。
土屋:38度線(笑)うまいこと言うな。
塙:(粗品の口調で)境界線!
粗品:やかましいわ(笑)
せいや:そんな思想強い漫才しないです(笑)
引用元:『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』2019年2月9日放送回
小学生の漫才じゃない
『ナイツのちゃきちゃき大放送』にて。せいやと粗品の経歴や出会い、コンビ誕生秘話などを訊く。
土屋:2人は大阪出身、せいやさんは子供のころからお笑いが好きで、小学生の頃「中島ミート」というコンビを結成し、テレビで漫才を披露した、と。
塙:え!? 小学生のころ?
せいや:そうなんですよ。陣内さんがMCの番組で、NHKホールで2千人ぐらいの前で。
土屋:すごいね。
せいや:はい、小学校6年生で、1組だけ勝ち上がってテレビ出れる、みたいなんで優勝したんですよ。
塙:すごいじゃない。
粗品:僕、見たんですよ、その動画を。ネタも、小学生だからウ〇コとかそんなかなと思ったら…
せいや:いや、ファーストフード店のネタで。「この席いいですか?」「あ、そこ北島さんが予約されてるんですよ」「ここはいいですか?」「そこも北島さんが…」「ここは?」「ここも…、ちょっと北島ファミリーが予約してるもので…」「いやファーストフード店で北島ファミリー打ち上げするか!」っていう。
粗品:どんな漫才やねん(笑)
土屋:小学生のときに!?(笑)
粗品:ウ〇コとかオシッコとか言えよ(笑)
塙:シブい漫才してんなあ(笑)
せいや:めっちゃウケて(笑)
引用元:『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』2019年2月9日放送回
早熟の天才
土屋:一方の粗品さんも高校時代に『R-1ぐらんぷり』にエントリーし、準決勝に進出するという。
塙:えっ、高校生のときに準決勝行ったの!?
粗品:準決勝行きました。
塙:天才だな、おい。なんのネタやったの?
粗品:フリップネタなんですけど。今やってるやつとあんま変わらないような。
土屋:先にデビューしたのは粗品さん、大学1年生のときによしもと入り。ピン芸人として『2012年オールザッツ漫才』の若手芸人登竜門である「フットカットバトル」に出場、史上最年少19歳で優勝を果たしました。
塙:おいおいおい(笑)
土屋:一方で当時大学生だったせいやさんを誘い続け、2013年コンビを結成。2017年には『ABCお笑いグランプリ』で優勝、そして去年、2018年『M-1グランプリ』優勝、と今日本で最も注目されている漫才コンビ、ということです。
塙:もう、ちょっとなに、順風満帆すぎてさ、もういいんじゃない? 人生ここで終わっても(笑)りあるキッズみたいにさ。
せいや:いやいや、実名あんま出さんといてください(笑)悪い例えのときに先輩の名前ちゃんと出さんといてください(笑)
土屋:ここ何年かの芸人界って、苦労してきた人が、30、40になってやっと売れるみたいなのが続いてたから。なんか久々に生まれた、ナイナイさん以来の…
せいや:うわっ。
塙:早いからね、始めたのがね。そういう意味では十何年やってるのとあんま変わらないもんね。
せいや:たしかに、学生の頃から…、こいつなんか高校の時から「粗品」って芸名ですから。
土屋:これ、おれ知らなくてさ、本名だと思ってて。珍名さんだと思ってた(笑)
粗品:珍名さんじゃないです(笑)
塙:なんで「粗品」にしたの?
粗品:謙虚にお笑いをしようという思いから、「つまらないものですが」というのに掛けて、「粗品」にしました。
土屋:高校生で「粗品」っていう芸名付けないよね。
せいや:言ってるだけなんすよ、これ。「謙虚な」とか後付けで、高校生のときに面白3文字でただただ付けただけなんですよ、粗品って。
塙:それはせいやの推測でしょ?
せいや:推測ですけど、絶対にそうです。高校のとき、僕覚えてるんですけど、『ハイスクールマンザイ』っていう大会で初めて会ったときに、素人同士で、違うコンビ同士としてぶつかったときに、ちょっとこいつ有名になってたんですよ、そのときに。
塙:まあ『R-1』にも出てるしね。
せいや:あっちからしゃべってきて。「おれ、粗品でぇーす」オモロいやろ、って顔してましたから(笑)全然謙虚じゃないですよ。
粗品:まったく覚えてないです(笑)
せいや:粗品って言いまんねん、ぐらいの感じで「粗品でぇーす」(笑)「おれ、大喜利のサイト自分で持ってるから。よろしく」って。大喜利のサイトを自分で運営してたんですよ。
塙:おいおいおい。すごいね。
粗品:好きやったんです、そういうの。
引用元:『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』2019年2月9日放送回
コンビ誕生秘話
塙:違うコンビだったんでしょ? それでせいや君見て、こいついいなってずっと思ってたってこと?
粗品:最初会ったときは、普通に「友達になりたいな」という。
塙:なんで友達になりたいと思ったの?
粗品:面白かったんですよ。漫才のネタもそうですけど。しゃべってみても、話しやすいし。高校違いますけど、たまに遊んだりとか。家に泊まりに行ったり、とかいう仲やったんです。そうやってしゃべってたら、まあオモロいってなって、どんどん僕が惚れ込んでいくという。
土屋:でもさ、ピンでR-1準決勝とか、オールザッツ漫才の優勝してたりとかしてたわけでしょ? それなのにコンビの相方を探してたの? ピンでそこまで結果出てて。
粗品:そうですねぇ、漫才がしたいというよりは、なんか、こいつとやりたいと思ったんですよ。
土屋:えーっ、いい話。
せいや:でも、たしかにこいつの想いは有難かったんですけど、粗品は先に芸人になってて、『オールザッツ漫才』とかもピンで出てるときに、もうコンビ組むこと決まってたんですよ。
土屋:もう決まってたんだ。
せいや:まさに相方になるやつが『オールザッツ漫才』出てて。夜中にオカンと見てて。どんどん勝ち上がっていくんですよ、こいつがトーナメントで。
塙:「この子とあんたやるの!?」ってことでしょ?
せいや:いや、オカンは知らないです。
塙:あっ、知らないんだ。
せいや:知らないんです。隠してたんです。どんどん勝って、僕はドキドキドキドキしてきて。で、優勝して。オカンは知らんから、「こんな若い子がすごいなあ~。この子スターなるで~」みたいな。
全員:(笑)
せいや:僕は心の中で、「おれ、ホントにこいつと組むの?… 1週間後におれ、こいつの相方に?… これどうなんねん??…」みたいな(笑)
土屋:言えなかったの? おかあさんに。
せいや:いや、怖くて言えなかった。こいつ(優勝して)ウワーッてなってるじゃないですか。メールしてももちろん帰ってこないし。とにかく寝れないんですよ、朝5時ぐらいまで。バクバクして。とりあえず自転車でウワーッて山に登ったんです。
塙:え?(笑)
せいや:わかんないです。とりあえずウワーッて山に自転車こいで。
粗品:その話、意味わからんねん、いっつも(笑)
せいや:「おれ、どうなんねん!?」って。
塙:芸人のエピソードとしてはなかなか無いよね。
土屋:なんかホント、スポーツ漫画みたいな感じがする。なんか『キャプテン翼』みたいな。お笑いではなかなか無いもんね、こんな話。
引用元:『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』2019年2月9日放送回
芸人初日にラジオ出演
塙:逆にハードルが上がっちゃったでしょ。こいつが粗品と組むやつだ、みたいな。
せいや:ヤバかったっすよ。僕、ただの大学生なんですよ。芸人というキャリアゼロで、粗品が3年目のときに組んだんで、「明日から3年目や」って言われたんですよ。なんにもしてないのに、「おまえ、明日から3年目」って。急に、こいつの仕事があるからいっしょにラジオとか。
塙:ええーっ。
せいや:初めての仕事がラジオで、なんにもでけへんから僕は大学生の前でウケてた、「古畑ですー」とかやるじゃないですか(笑)
粗品:シンプルな「古畑ですー」を(笑)
せいや:ひねり一切なしで(笑)「古畑ですー、お察ししますー」って。すごい空気なって。
土屋:天才ルーキーが連れてきたやつがいきなり…
せいや:「古畑連れてきたで」みたいな(笑)
塙:霜降り明星になって、それでM-1優勝したのが何年目なの?
粗品:えー、結成してから5年です。
塙:ネタなんかはどういうふうに作ってたの?
粗品:ネタはいっつも2人で。50%50%でやってます。ちょっとめずらしいと思うんですけど。
土屋:あ、そうなんだ。
せいや:もともと『ハイスクールマンザイ』でネタ作ってるほうとネタ作ってる方で組んだんで。
塙:すごいねぇ。それぶつかったりしないの? 「なんだよ、これ」みたいな。
粗品:なかなかないですね。
土屋:ないんだ。
粗品:折り合いがつくというか、2人とも。
引用元:『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』2019年2月9日放送回